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【2023年10月】草津市 一戸建て(空き家)売却相場・動向レポート

2023年10月更新版の、草津市の一戸建て(空き家)売却相場の最新動向についてまとめたページです。

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1.草津市 9月の売却相場・動向の概要

草津市における、9月度の一戸建て(空き家)売却相場・動向データを解析して導き出した、主なトピックは以下です。

項目 2023年9月 概要
売り時か? 売り時です
売却相場
(仲介)
3,659万円
売却相場
(買取)
2,561万円
価格動向 約11.1%上昇
取引件数 10件
売れやすい特徴 駅徒歩20分圏内で建物面積が100~120㎡

2.草津市 ここ半年の売却相場推移と9月の売却相場の分析

草津市の一戸建て(空き家)売却(価格)相場・動向のここ半年の全体感の推移分析と9月の売却(価格)相場の分析をしてみました。

8月に続いて、一戸建て住宅は高価で取引され、9月の売却価格は年初来最高値を更新しました。
過去1年間で最も高額な取引となり、
一戸建て住宅に対する需要が高まっていることから、売り時と判断できます。

2-1.草津市で取引された一戸建て(空き家)のここ半年の売却(価格)相場推移の分析

【表 ここ半年の一戸建ての売却(価格)相場推移(単位:万円/月)】
価格相場

今これくらいで売れています(9月実績)
  • 仲介3,659万円で売れました
  • 買取2,561万円で売れました

ここ半年の売却(価格)相場の推移について月単位のグラフで整理しました。

6月・7月と安く取引されていた中古一戸建ての取引価格は底を打って反転し、8月・9月と高値で取引されています。

ここ半年間の
草津市の一戸建ては、土地面積平均が約152.50 ㎡、建物面積平均が約104.22 ㎡の物件を中心に取引されています。

詳細を確認すると、4月~7月の価格相場の下落が続いているのは「建物面積が小さく、築年数が古い物件」が多く取引されたからです。
つまり4月~7月は「古くて小さい物件」に市場の需要が旺盛でした。

8月以降は「できるだけ築浅で、土地面積・建物面積が広い」物件が売買されており、このことが取引価格を上昇させている要因の一つです。

また、8月は取引件数が3件だったのに対し、9月は3倍以上の10件もの一戸建てが売買されていることからも、中古一戸建ての需要が高まっていると判断できます。

2-2.草津市で取引された一戸建て(空き家)の9月の売却(価格)相場の分析

先月比で売却価格は約11.1%上昇しています。

9月と8月の売却価格、土地面積、建物面積、築年数は下記の通りです。

【草津市で9月と8月に売れた一戸建て(空き家)の各種要件の比較
比較軸 9月 8月
売却価格 3,659万円 3,293万円
土地面積 162.58㎡ 191.24㎡
建物面積 110.64㎡ 112.14㎡
築年数 16.10年 11.1年
取引件数 10件 3件

9月は過去1年間にはない、興味深い動きがありました。

9月は8月に比べて「土地面積・建物面積が狭く、築年数が経った物件」という条件が悪いと言われるような物件が取引されているにもかかわらず、売却価格は上昇し、取引件数も増加したことです。

具体的には9月は8月より
・土地面積の㎡が15.0%縮小
・建物面積の㎡が1.3%縮小
・築年数が約5年ほど古い
・取引件数が約3倍増加

と条件が少しずつ悪化しているのに反し、売却価格や取引件数が伸びています。

これは一戸建ての需要の高さを物語っており、土地の広さや建物の古さなど多少条件が悪くても、駅までの距離や生活環境など立地条件が良ければ高値で取引されていることを現しています。

9月までの相場の動きを解析すると8月に続いて、一戸建て住宅は高価で取引され、売却価格は年初来最高値を更新しました。
過去1年間で最も高額な取引となり、
一戸建て住宅に対する需要が高まっていることから、売り時と判断できます。

3.草津市 売りやすい一戸建て(空き家)の立地・条件の推移分析と9月の動向を解説

ここでは、草津市で取引された一戸建て(空き家)の立地・条件について分析し、ここ1年間の動向の推移と9月の動向について解説します。

草津市で売りやすい一戸建ての立地・条件のポイントは以下の3つです。

  1. 売りやすい立地・条件は、やや駅から遠く広い物件の取引が多くなったものの大きな変化はなく、草津(滋賀)/南草津駅から徒歩20分圏内で、建物面積が110㎡前後の一戸建てが売れています。
  2. 9月は「南草津駅周辺/4LDK/4,000万円以下」の物件が比較的多めに取引されました。
  3. 草津市矢橋地域の物件をお探しの方がいらっしゃいます!

3-1.草津市で売りやすい一戸建て(空き家)の立地・条件の推移の分析

草津市のデータから売れ筋の一戸建て(空き家)の立地・条件のデータだけを集めて、ここ半年とその前の半年間の条件を比較し、ここ1年間の動向の推移を分析しました。

若干変動があるものの、売りやすい一戸建ての立地・条件に特に大きな変化はないと言えます。
ここ半年では、草津(滋賀)/南草津駅徒歩20分圏内で110㎡以内の一戸建てが売れています。

【草津市で売りやすい一戸建ての立地・条件の比較】
立地・
条件
ここ半年 その前の
半年間
駅徒歩
(平均)
19.4分 17.53分 1.87分
土地面積
(平均)
152.50㎡ 151.07㎡ 1.43㎡(0.9%)
建物面積
(平均)
104.22㎡ 110.66㎡ -6.44㎡(-5.8%)
最寄駅 草津(滋賀)/南草津 草津(滋賀)/南草津

3-2.草津市で9月に取引された一戸建て(空き家)の立地・条件の動向を解説

弊社が把握している、草津市内で取引された一戸建て10件の立地・条件を分析すると、特に「南草津駅」を最寄りとする100~120㎡の4LDKで、4,000万円以下の駅から徒歩20分圏内に位置する物件が人気でした。

売却期間も6ヵ月以内に売却が決まることがほとんどで、取引が比較的活発に行われていることがわかります。

最寄り駅
南草津駅周辺 6件
草津(滋賀)駅周辺 4件
間取り
3LDK 3件
4LDK 7件
駅徒歩
15分圏内 2件
20分圏内 8件
建物面積
80㎡~100㎡ 2件
100㎡~200㎡ 8件
売却価格
~3,000万円 3件
~4000万円 7件
売却期間
~3ヵ月 4件
~6ヵ月 6件

3-3.草津市で一戸建て(空き家)をお探しのお客様の事例

草津市で一戸建てをお探しのお客様の事例を1つご紹介します。実際のニーズから売却相場の動向を具体的にイメージしてください。

4.草津市 これからの売却相場・動向の予測

ずばり!

基本的に
・9月の売却価格は年初来最高値を更新し、現在は「売り時」です。

・駅から徒歩20分圏内、かつ建物面積が110㎡以下の物件は継続的に人気をあり、多少価格が高くても売却できる可能性が高いです。
・4LDKの戸建てへの需要は、他の間取りよりも高い傾向にあります。

詳細解説

※本記事は、不動産流通機構、市役所等から発行されてる公的な資料、弊社およびその取引先より聴取した内容をもとに、弊社社員の見解をレポートしたものです。現在および将来の動向について約束するものではありませんので、ご理解の程、宜しくお願いします。

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