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【2024年3月】草津市 一戸建て(空き家)売却相場・動向レポート

2024年3月更新版の、草津市の一戸建て(空き家)売却相場の最新動向についてまとめたページです。

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1.草津市 2月の売却相場・動向の概要

草津市における、2月度の一戸建て(空き家)売却相場・動向データを解析して導き出した、主なトピックは以下です。

項目 2024年2月 概要
売り時か? 売り時です
売却相場
(仲介)
3,160万円
売却相場
(買取)
2,212万円
価格動向 約2.4%下降
取引件数 11件(前月比+3件)
売れやすい特徴 駅徒歩20分圏内で建物面積が100~120㎡

2.草津市 ここ半年の売却相場推移と2月の売却相場の分析

草津市の一戸建て(空き家)売却(価格)相場・動向のここ半年の全体感の推移分析と2月の売却(価格)相場の分析をしてみました。

結論、売り時です。
月ごとに取引物件のタイプの違いによる値動きがみられましたが、1月に続き2月もここ半年間の平均売却価格を超えました。
さらに草津市の人口は安定して増加傾向で、今後の一戸建て需要も十分に見込めます。

2-1.草津市で取引された一戸建て(空き家)のここ半年の売却(価格)相場推移の分析

【表 ここ半年の一戸建ての売却(価格)相場推移(単位:万円/月)】
価格相場

今これくらいで売れています(2月実績)
  • 仲介3,160万円で売れました
  • 買取2,212万円で売れました

ここ半年の売却(価格)相場の推移について月単位のグラフで整理しました。
2月の中古一戸建ての平均取引価格は1月に比べて-2.4%と、ほぼ横ばいでここ半年間の平均的な水準を上回っています。

この半年間は、高値で取引されたり、平均水準に落ち着いたりと月ごとに値動きがみられました。
ただ11月以降は取引価格が上昇傾向にあり、2月もここ半年間の水準を超えています。

ここ半年の値動きについて詳しく見ると

9月は「できるだけ築浅で、土地面積・建物面積が広い物件」が売買され、取引価格が上昇しました。
10月は「土地面積・建物面積が狭い物件」や「築年数が古い物件」が多く取引されたため、好調だった9月と比べ取引価格が下降しました。
11月は「土地面積・建物面積は広い物件」でしたが「築年数が目立って古い物件」が多く取引されたため、取引価格がここ半年の平均を下回りました。
12月は「土地面積・建物面積が広く、築年数は半年の平均程度の物件」が多く取引され、平均売却価格よりも高値を記録しました。
1月は取引された多くの物件に「目立って悪い条件」がなく「建物面積も広かった」ことで平均売却価格が上昇しました。

2月は「建物面積は狭く」「築年数が古い物件」が多く取引された一方で、「土地面積が広かった」ために、平均売却価格は前月と比較してほぼ横ばいの動きを見せました。

取引物件のタイプの違いにより月ごとに値動きがみられましたが、高い水準での取引が行われており「売り時」と言えます。

2-2.草津市で取引された一戸建て(空き家)の2月の売却(価格)相場の分析

前月比で売却価格は約2.4%下落しました。

2月と1月の売却価格、土地面積、建物面積、築年数は下記の通りです。

【草津市で2月と1月に売れた一戸建て(空き家)の各種要件の比較
比較軸 2月 1月
売却価格 3,160万円 3,237万円
土地面積 173.77㎡ 162.42㎡
建物面積 101.30㎡ 115.28㎡
築年数 25.0年 17.0年
取引件数 11件 8件

2月は1月に比べて「建物面積が狭い物件」や「築年数が古い物件」に需要が集まりました。
土地面積は広くなっており、取引件数が3件増えています。

草津市の一戸建て取引市場において、2月は前月よりも土地面積が狭い、築年数が古いなどの物件の個別条件が影響して、平均売却価格はほぼ横ばいでした。

草津市は子育て支援・取り組みを積極的に行っており、ファミリー層が周辺からの流入してくることが多い地域です。
ファミリー層は主に20代後半から~40代で、一戸建ての購入をしているメイン層にあたります。
よって戸建て需要はここ数年安定すると見込める
ため、草津市における戸建て相場は引き合いが高い状態が続くと言えるでしょう。

参考:国土交通省住宅局「令和4年度住宅市場動向調査報告書」

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3.草津市 売りやすい一戸建て(空き家)の立地・条件の推移分析と2月の動向を解説

ここでは、草津市で取引された一戸建て(空き家)の立地・条件について分析し、ここ1年間の動向の推移と2月の動向について解説します。

草津市で売りやすい一戸建ての立地・条件のポイントは以下の3つです。

  1. ・売りやすい「立地」に関しては大きな変化がありませんでしたが、「土地面積」が54.4%「建物面積」が5.9%は1年前と比較して広くなり、草津(滋賀)/南草津駅から徒歩20分圏内で、建物面積が101㎡前後の一戸建てが売れています。
  2. ・2月は「南草津駅周辺/4LDK/3,160万円前後」の物件が比較的多めに取引されました。
  3. ・草津市追分地域の物件をお探しの方がいらっしゃいます!

3-1.草津市で売りやすい一戸建て(空き家)の立地・条件の推移の分析

草津市のデータから売れ筋の一戸建て(空き家)の立地・条件のデータだけを集めて、ここ半年とその前の半年間の条件を比較し、ここ1年間の動向の推移を分析しました。

若干変動があるものの、売りやすい一戸建ての「立地」に関しては特に大きな変化はありませんでした。
条件としては「土地面積」は12.8%広く「建物面積」は約4.7%広くなっており、1年前よりもゆとりのある物件に人気が集まっています。傾向としては土地面積が150㎡以上の物件に、引き合いが強くなっています。

面積が狭くても草津市は戸建て需要が強い地域なので、教育施設や駅が近いなど立地のよさがあれば売れやすい傾向にあります。

ここ半年では、草津(滋賀)/南草津駅徒歩20分圏内で110㎡以内の一戸建てが売れています。

【草津市で売りやすい一戸建ての立地・条件の比較】
立地・
条件
ここ半年 その前の
半年間
駅徒歩
(平均)
19.8分 18.34分 1.46分
土地面積
(平均)
168.12㎡ 149.03㎡ 19.09㎡(12.8%)
建物面積
(平均)
110.12㎡ 105.18㎡ 4.94㎡(4.7%)
最寄駅 草津(滋賀)/南草津 草津(滋賀)/南草津

3-2.草津市で2月に取引された一戸建て(空き家)の立地・条件の動向を解説

弊社が把握している、草津市内で取引された一戸建て11件の立地・条件を分析すると、特に「南草津駅」を最寄りとする建物面積が100~120㎡の4LDKで、3,200万円前後で下記の駅から徒歩20分圏内に位置する物件が人気でした。

売却期間も6ヵ月以内に売却が決まることがほとんどで、取引が比較的活発に行われていることがわかります。

最寄り駅
南草津駅周辺 7件
草津(滋賀)駅周辺 4件
間取り
3LDK 4件
4LDK 7件
駅徒歩
15分圏内 2件
20分圏内 6件
20分圏外 3件
建物面積
80㎡~100㎡ 5件
100㎡~200㎡ 6件
売却価格
~3,000万円 4件
~4,000万円 7件
売却期間
~3ヵ月 5件
~6ヵ月 6件

3-3.草津市で一戸建て(空き家)をお探しのお客様の事例

草津市で一戸建てをお探しのお客様の事例を1つご紹介します。実際のニーズから売却相場の動向を具体的にイメージしてください。

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4.草津市 これからの売却相場・動向の予測

ずばり!

基本的に
・2月の売却価格は前月からほぼ横ばい状態で、引き続き「売り時」です。ここ半年の中では、比較的「土地面積」が広かったことが要因です。
・駅から徒歩20分圏内、かつ建物面積が100㎡程度の物件は継続的に人気があり、多少価格が高くても売却できる可能性が高いです。
・4LDKの戸建てへの需要は、他の間取りよりも高い傾向にあります。

詳細解説

※本記事は、不動産流通機構、市役所等から発行されてる公的な資料、弊社およびその取引先より聴取した内容をもとに、弊社社員の見解をレポートしたものです。現在および将来の動向について約束するものではありませんので、ご理解の程、宜しくお願いします。

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