【2024年4月】草津市　一戸建て（空き家）売却相場・動向レポート

2-1.草津市で取引された一戸建て（空き家）のここ半年の売却（価格）相場推移の分析

ここ半年の売却（価格）相場の推移について月単位のグラフで整理しました。
3月の中古一戸建ての平均取引価格は2月に比べて＋2.1%と、ほぼ横ばいでここ半年間の平均的な水準を上回りました。

この半年間は、高値で取引されたり、平均水準に落ち着いたりと月ごとに値動きがみられましたが11月以降から取引価格が上昇傾向にあり、3月もここ半年間の水準を超えています。取引物件のタイプの違いにより月ごとに値動きがみられましたが、高い水準での取引が行われており「売り時」と言えます。

取引価格が高まっている理由は「建物面積が広く、築年数が浅い物件の取引が多かった」からです。

2-2.草津市で取引された一戸建て（空き家）の3月の売却（価格）相場の分析

前月比で売却価格は約2.1%上昇しました。

3月と2月の売却価格、土地面積、建物面積、築年数は下記の通りです。

3月は2月に比べて「建物面積が広い物件」や「築年数が浅い物件」に需要が集まりました。
ただ土地面積の平均は2月よりも15%狭くなったこと等が影響して、平均売却価格はほぼ横ばいとなりました。

草津市は人口が増加している地域でありながら、暮らしやすい環境のための取組みや制度が豊富に整えられています。
そうした暮らしやすさを魅力に感じて、周辺地域からの人口流入が目立っています。
特に一戸建てを購入するメイン層であるファミリー世帯からの人気を集めており、草津市における戸建て相場は引き合いが高い状態が続く可能性が高いでしょう。

参考：国土交通省住宅局「令和4年度住宅市場動向調査報告書」

3-1.草津市で売りやすい一戸建て（空き家）の立地・条件の推移の分析

草津市のデータから売れ筋の一戸建て（空き家）の立地・条件のデータだけを集めて、ここ半年とその前の半年間の条件を比較し、ここ1年間の動向の推移を分析しました。

若干変動があるものの、売りやすい一戸建ての「立地」に関しては特に大きな変化はありませんでした。
条件としては「土地面積」は8.5%広く「建物面積」は約7.8％広くなっており、1年前よりもゆとりのある物件に人気が集まっています。傾向としては土地面積が150㎡以上の物件に、引き合いが強くなっています。

面積が狭くても草津市は戸建て需要が強い地域なので、教育施設や駅が近いなど立地のよさがあれば売れやすい傾向にあります。

ここ半年では、草津(滋賀)／南草津駅徒歩20分圏内で115㎡以内の一戸建てが売れています。

参照：国土交通省 不動産情報ライブラリ
参照：レインズ

3-2.草津市で3月に取引された一戸建て（空き家）の立地・条件の動向を解説

弊社が把握している、草津市内で取引された一戸建て9件の立地・条件を分析すると、特に「南草津駅」を最寄りとする建物面積が100～120㎡の4LDKで、3,250万円前後で下記の駅から徒歩20分圏内に位置する物件が人気でした。

売却期間も6ヵ月以内に売却が決まることがほとんどで、取引が比較的活発に行われていることがわかります。

3-3.草津市で一戸建て（空き家）をお探しのお客様の事例

草津市で一戸建てをお探しのお客様の事例を1つご紹介します。実際のニーズから売却相場の動向を具体的にイメージしてください。