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【2023年9月】草津市 土地売却相場・動向レポート

2023年9月更新版の、草津市の土地売却相場の最新動向についてまとめたページです。

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1.草津市 8月の売却相場・動向の概要

草津市における、8月度の土地売却相場・動向データを解析して導き出した、主なトピックは以下です。

項目 2023年8月 概要
売り時か? 売り時です
売却相場
(仲介)
1,224万円
売却相場
(買取)
857万円
価格動向 約8.8%下降
売れやすい特徴 駅徒歩30分圏内の200㎡以下

2.草津市 ここ半年の売却相場推移と8月の売却相場の分析

草津市の土地売却(価格)相場・動向のここ半年の全体感の推移分析と8月の売却(価格)相場の分析をしてみました。

結論、駅徒歩30分圏内の駅から遠い土地など、幅広い価格帯の土地に引き合いがあって売り易いという意味で、売り時と言えます。

2-1.草津市で取引された土地のここ半年の売却(価格)相場推移の分析

【表 ここ半年の土地の売却(価格)相場・㎡単価推移(単位:万円/月)】
価格相場㎡単価

今これくらいで売れています(8月実績)
  • 仲介 1,224万円で売れました
  • 買取 857万円で売れました

ここ半年の売却(価格)相場の推移について月単位のグラフで整理しました。

8月は、売却価格が3月と比べて約27%下降、先月比で約8.8%下降しています。
8月は7月に比べ、売却相場が下落しているように見えますが、様々なタイプの物件が売れた結果に基づくもののため、深刻に捉える必要はありません。

詳しく述べると、草津市ではここ半年間、㎡単価が7.74万円程度の土地を中心に取引されています。
3月と4月は平均を上回る㎡単価の土地が取引されており、ほぼ前年を上回る価格で取引が行われていました。細かなグラフの上昇下降は、土地面積の差によるものです。

また、6月は、売却価格相場が大きく上昇しているように見えます。
これは「駅から近く、㎡単価が高い土地」が多く取引された事が上昇の理由です。

5月、7月は、売却価格相場が大きく下落しているように見えますが、これは「駅から遠く、㎡単価が低い土地」が多く取引された事が理由です。
駅近くの土地だけではなく、駅から遠い地域の土地にまで購入のニーズが拡大している事を示していると言えます。

8月は、7月よりも㎡単価が高いのにも関わらずグラフが下降しているのは「土地面積が狭い土地」が多く売却された事が理由であり、土地の引き合いは続いているという事なので安定した取引が続いていると判断できます。

これらを総合的に判断すると、「草津市の土地への需要が強く、駅から近い土地から遠い土地、㎡単価の高い土地から低い土地まで幅広く取引が行われている」ことを示していると言えます。

2-2.草津市で取引された土地の8月の売却(価格)相場の分析

先月比で均売却価格は約8.8%下降しています。

8月と7月の取引価格、㎡単価、土地面積は下記の通りです。

【草津市で8月と7月に取引された土地の各種要件の比較
比較軸 8月 7月
取引価格 1,224万円 1,342万円
㎡単価 7.39万円 7.07万円
土地面積 165.73㎡ 189.98㎡

8月と7月を比較すると、土地面積に差があります。
8月と7月に取引された土地を比較すると、8月は7月に比べ土地面積が24.25㎡も狭かったので取引価格にも差が生じました。7月よりも㎡単価は上がっていますが、面積の狭い土地の取引が多かったので、取引価格が下降しているのです。

最後に、8月までの相場の動きと草津市の人口動態等のマクロ要件も併せて解析すると、現在草津市の土地は「売り時」と判断できます。

短期的に見ると駅徒歩30分圏内の駅から遠い土地など、幅広い価格帯の土地に引き合いがあって売り易く、土地の需要が根強く継続する見込みです。

従って現時点では、どんな土地にも一定の需要があり、値引きせずともしっかり売れるので「売り時」と判断しています。
実際に、駅徒歩20分圏内から30分圏内の土地まで、様々なタイプの土地が取引されています。

3.草津市 売りやすい土地の立地・条件の推移分析と8月の動向を解説

ここでは、草津市で取引された土地の立地・条件について分析し、ここ1年間の動向の推移と8月の動向について解説します。

草津市で売りやすい土地の立地・条件のポイントは以下の3つです。

  1. 売りやすい立地・条件は、面積の狭い土地の取引が多かったものの大きな変化はなく、草津(滋賀)/南草津駅から徒歩20分圏内で182㎡程度の土地が売れています。
  2. 8月は「草津(滋賀)駅周辺/200㎡以下/徒歩20分圏内」の土地が比較的多めに取引されました。
  3. 高穂中学校学区内(追分地区)で物件をお探しの方がいらっしゃいます!

3-1.草津市で売りやすい土地の立地・条件の推移の分析

草津市のデータから売れ筋の土地の立地・条件のデータだけを集めて、ここ半年とその前の半年間の条件を比較し、ここ1年間の動向の推移を分析しました。

若干変動があるものの、二世帯住宅などにも活用可能な150㎡以上の比較的広い土地が活発に取引されているという傾向に変化はなく、売りやすい土地の立地・条件に特に大きな変化はないと言えます。
ここ半年では、草津(滋賀)/南草津駅から徒歩20分圏内で182㎡程度の土地が売れています。

【草津市で売りやすい土地の立地・条件の比較】
立地・
条件
ここ半年 その前の
半年間
駅徒歩
(平均)
19.5分 19.6分 -0.08分
広さ
(平均)
182.55㎡ 188.23㎡ -0.42㎡(-5.1%)
最寄駅 草津(滋賀)/南草津 草津(滋賀)/南草津

3-2.草津市で8月に取引された土地の立地・条件の動向を解説

弊社が把握している、草津市内で取引された土地2件の立地・条件を分析すると、「草津駅」を最寄りとする200㎡以下で2,000万円以下、駅徒歩30分圏内の物件が人気でした。

「草津駅」や「南草津駅」から近い土地は利便性の良さからも土地の価格が住宅地・商業地ともに値上がりの傾向を見せており、予算との兼ね合いなどの理由から「駅から遠い、㎡単価の安い土地」の取引が増加傾向にあると考えられます。

売却期間も6ヵ月以内に売却が決まっているケースが多く、取引が比較的活発に行われていることがわかります。

最寄り駅
草津(滋賀)駅 1件
南草津駅 1件
土地面積
150~200㎡ 2件
駅徒歩
30分圏内 2件
売却価格
~2,000万円 2件
売却期間
~6ヵ月 2件

3-3.草津市で土地をお探しのお客様の事例

草津市で土地をお探しのお客様の事例を1つご紹介します。実際のニーズから売却相場の動向を具体的にイメージしてください。

4.草津市 これからの売却相場・動向の予測

ずばり!

基本的に
草津市の土地への需要は継続する見込みで、「どんな条件の土地でも買い手がいて、良い値段で売りやすい」時期が続くと考えられます。
・駅徒歩20分圏内、かつ200㎡以下の土地は継続的に人気を維持していきそうです。
・駅徒歩20分圏外の土地でも取引される傾向が続いており、一概に駅から遠い土地が売れにくいとは言えない状態が続くと考えられます。

詳細解説

※本記事は、不動産流通機構、市役所等から発行されてる公的な資料、弊社およびその取引先より聴取した内容をもとに、弊社社員の見解をレポートしたものです。現在および将来の動向について約束するものではありませんので、ご理解の程、宜しくお願いします。

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