【2024年2月】草津市 土地売却相場・動向レポート
2024年2月更新版の、草津市の土地売却相場の最新動向についてまとめたページです。
1.草津市 1月の売却相場・動向の概要
草津市における、1月度の土地売却相場・動向データを解析して導き出した、主なトピックは以下です。
項目 | 2024年1月 概要 |
---|---|
売り時か? | 売り時です |
売却相場 (仲介) |
1,522万円 |
売却相場 (買取) |
1,065万円 |
価格動向 | 約3.1%上昇 |
売れやすい特徴 | 駅徒歩25分圏内の200㎡以下 |
2.草津市 ここ半年の売却相場推移と1月の売却相場の分析
草津市の土地売却(価格)相場・動向のここ半年の全体感の推移分析と1月の売却(価格)相場の分析をしてみました。
結論、草津市の土地は「駅から遠い」「面積が狭い」など様々な条件の土地に一定の需要があるため、「売り時」です。
2-1.草津市で取引された土地のここ半年の売却(価格)相場推移の分析
ここ半年の売却(価格)相場の推移について月単位のグラフで整理しました。
1月の売却価格は前月比で約3.1%上昇しました。
1月に上昇した要因は12月に引き続き「駅から近い物件」や「生活に便利な場所にある物件」が中心に取引されたことで、㎡単価が上がり平均売却価格が上昇しました。
ここ半年の値動きとしては1,200万円~1,650万円の間を推移しています。
8月の平均売却価格は一時的に下落傾向にありましたが、9月から10月にかけて、徐々に上昇傾向をたどり11月にまた落ち着きをみせました。
その後、12月から上昇傾向が続いています。
以下で月ごとの動きを確認します。
8月は「土地面積が狭い土地」が多く売買されたことで下落しました。
9月と10月は、「㎡単価が平均を上回る広い土地」に需要が集まり、取引価格を大きく上昇させました。
11月は「土地面積が広い」けれど「駅から距離があること」で㎡単価が下がり売却価格は下落しました。
12月は「土地面積は狭い」けれど「駅近や人気のある駅周辺」で取引が行われたことで㎡単価が上がり、売却価格が上昇しました。
1月は「駅近や人気のある駅周辺」での取引が行われたうえに、「土地面積が平均的な広さ」だったのでさらなる平均売却価格の上昇に繋がりました。
ここ半年間は「土地面積の広さ」や「売れた立地」等の土地条件による違いで月ごとに値動きは見られましたが、「草津市自体が人気のため、どのような条件でも一定の需要があった」といえます。
上記のことから、今後も需要も期待できるため草津市の土地は「売り時」といえます。
2-2.草津市で取引された土地の1月の売却(価格)相場の分析
前月から平均売却価格は約3.1%上昇しました。
1月と12月の取引価格、㎡単価、土地面積は下記の通りです。
比較軸 | 1月 | 12月 |
---|---|---|
取引価格 | 1,522万円 | 1,476万円 |
㎡単価 | 8.38万円 | 8.28万円 |
面積 | 181.72㎡ | 178.26㎡ |
1月と12月を比較すると、㎡単価と土地面積に大きな違いはみられません。
12~1月は平均売却価格が1,500万円前後で㎡単価が8万円台、面積は175~185㎡以下で取引が行われています。
両月で共通している点は「駅から近い立地または、人気のある場所」で取引がされており、㎡単価が8万円台であることです。
ですが、人気がある場所だけに需要があるのではありません。
駅から遠くても教育施設や病院が近いなどの特長や適切な価格設定がされていれば、売れやすくなります。
3.草津市 売りやすい土地の立地・条件の推移分析と1月の動向を解説
ここでは、草津市で取引された土地の立地・条件について分析し、ここ1年間の動向の推移と1月の動向について解説します。
草津市で売りやすい土地の立地・条件のポイントは以下の3つです。
- ・売りやすい立地・条件は、草津(滋賀)/南草津駅から徒歩25分圏内で183㎡程度の土地が売れています。
- ・1月は「草津(滋賀)駅周辺/181㎡程度/徒歩25分圏内」の土地が比較的多めに取引されました。
- ・矢橋町エリアで土地をお探しの方がいらっしゃいます!
3-1.草津市で売りやすい土地の立地・条件の推移の分析
草津市のデータから売れ筋の土地の立地・条件のデータだけを集めて、ここ半年とその前の半年間の条件を比較し、ここ1年間の動向の推移を分析しました。
若干変動があるものの、二世帯住宅などにも活用可能な150㎡以上の比較的広い土地が活発に取引されている傾向には変化がありませんでした。
ただ駅徒歩はこの半年で20分以内から、25分以内と少し駅から遠い立地でも取引が行われました。
ここ半年では、草津(滋賀)/南草津駅から徒歩25分圏内で185㎡前後の土地が売れています。
立地・ 条件 |
ここ半年 | その前の 半年間 |
差 |
---|---|---|---|
駅徒歩 (平均) |
23.2分 | 19.8分 | 3.40分 |
面積(平均) | 183.16㎡ | 186.20㎡ | ₋3.04㎡(₋1.6%) |
㎡単価(平均) | 7.99万円 | 7.95万円 | 0.04万円(0.5%) |
最寄駅 | 草津(滋賀)/南草津 | 南草津/草津(滋賀) | - |
参照:国土交通省 土地総合情報システム
参照:レインズ
3-2.草津市で1月に取引された土地の立地・条件の動向を解説
弊社が把握している、草津市内で取引された土地2件の立地・条件を分析すると、「草津駅」を最寄りとする150~200㎡で2,000万円以下、駅徒歩25分圏内の物件が人気でした。
「草津駅」や「南草津駅」から近い土地は利便性の良さからも土地の価格が住宅地・商業地ともに値上がりの傾向を見せており、予算との兼ね合いなどの理由から駅の距離や場所など、様々な立地条件で取引があり幅広い価格帯の土地取引が増加していると考えられます。
売却期間も6ヵ月以内に売却が決まっているケースが多く、取引が比較的活発に行われていることがわかります。
最寄り駅 | |
---|---|
草津駅 | 2件 |
土地面積 | |
---|---|
150~200㎡ | 2件 |
駅徒歩 | |
---|---|
25分圏内 | 2件 |
売却価格 | |
---|---|
~2,000万円 | 2件 |
売却期間 | |
---|---|
~6ヵ月 | 2件 |
3-3.草津市で土地をお探しのお客様の事例
草津市で土地をお探しのお客様の事例を1つご紹介します。実際のニーズから売却相場の動向を具体的にイメージしてください。
お探しの条件
予算 | 1,500万程度 |
---|---|
地域 | 草津市矢橋町 |
土地面積 | 180㎡ |
土地の状態 | 更地 |
駅徒歩 | 30分前後 |
お客様情報:外国籍のご夫婦です。5歳のお子様が1人いらっしゃいます。
3年前に仕事で来日してから、賃貸マンションに住んでいましたが日本に定住するつもりなので、マイホーム用に土地購入を決めました。
お子様が小学生になるので駅が遠くても、学校が近い場所を望まれています。
矢橋町は徒歩10分以内の距離に「老上西小学校」があります。
お子様が中学生になられたときも徒歩15分以内の場所に「老上中学校」があるため通学に絶好の立地です。
コンビニやスーパーの他、徒歩15分の距離に「イオンモール草津」があり普段のお買い物にも大変便利です。
草津市では人口が安定して増加傾向にあり、中でも外国人住民数が毎年大幅に伸びています。
特筆すべき点として、「年齢構成」と「定住意向」が挙げられます。
草津市に住む外国人住民の約76%は「20~49歳」の年齢層に集中しており、マイホーム需要が高い年代が多く流入しているといえます。
2020年の調査では、永住予定は全体の19%で、2016年時点と比べて永住予定の外国人住人増加率は2倍に増えています。
草津市の人口が増えている状況を踏まえると、アパート建設を考える業者も出てくる可能性があるので草津市における土地の需要は十分にあると判断できるでしょう。
4.草津市 これからの売却相場・動向の予測
詳細解説
- 1月の草津市土地売却相場は、前月よりも上昇しました。
上昇の要因は「人気のある地域周辺が中心に取引されて」㎡単価が上がったことや、土地面積が平均的だったことが挙げられます。
- 草津駅や、南草津駅周辺は特に強い人気がありますが駅から離れた場所でも、取引が行われています。
ニーズやその地域の相場をよく調べた上で適切な価格設定をすれば、売れやすくなります。 - 草津市でここ半年に取引された土地の面積は平均約183㎡となっています。
草津市役所のデータによると、人口は安定して伸びており中でも外国人住民は大きく増加しています。
マイホーム需要の高い年代の外国人住民の永住率が年々上昇しているので、今後の土地需要に期待がもてるでしょう。 - 草津市では2,000万円以下の土地の引き合いが強いですが、過去に3,000万円以上の土地も取引されている実績があります。商業施設や教育施設などが近いといった付加価値がある立地条件の場合、高めの価格で取引される可能性があります。
参考:草津市役所「4)地域再生計画の認定」
※本記事は、不動産流通機構、市役所等から発行されてる公的な資料、弊社およびその取引先より聴取した内容をもとに、弊社社員の見解をレポートしたものです。現在および将来の動向について約束するものではありませんので、ご理解の程、宜しくお願いします。
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