【2024年6月】草津市　土地売却相場・動向レポート

2024年6月更新版の、草津市の土地売却相場の最新動向についてまとめたページです。

1.草津市　5月の売却相場・動向の概要

草津市における、5月度の土地売却相場・動向データを解析して導き出した、主なトピックは以下です。

2.草津市　ここ半年の売却相場推移と5月の売却相場の分析

結論、売却のタイミングを見極める必要があります。

草津市の土地は年末からの上昇傾向にありましたが、3月から売却相場は緩やかに下降しており今後の売却市場の見通しは不安定です。

3.草津市　「売りやすい土地の立地・条件」推移の分析

ここ最近に草津市で取引された土地の「立地・条件」について分析して解説します。
草津市で「売りやすい土地の立地・条件」のポイントは以下の3つです。

1. 草津(滋賀)／南草津駅から徒歩25分圏内の土地が売れています。
2. 5月は「180㎡前後／草津（滋賀）駅徒歩25分圏内／1,200万円前後」の土地が主に取引されました。
3. 西矢倉エリアで土地をお探しの方がいらっしゃいます！

3-1.草津市で売りやすい土地の立地・条件の推移の分析

ここ半年と前の半年間と比べると、面積に大きな違いはありませんが、駅徒歩が20分以上の土地取引が増えています。
また、最寄駅は1年を通じて草津（滋賀）駅と南草津駅が人気となっています。

【草津市で売りやすい土地の立地・条件の比較】

立地・ 条件	ここ半年	その前の 半年間	差
駅徒歩 (平均)	23.2分	19.8分	3.4分
面積(平均)	184.77㎡	182.40㎡	-0.74㎡（0.4%）
㎡単価(平均)	8.46万円	7.85万円	0.52万円（6.5%）
最寄駅	草津(滋賀)／南草津	南草津／草津(滋賀)	－

参照：国土交通省 不動産情報ライブラリ
参照：レインズ

3-2.草津市で5月に取引された土地の立地・条件の動向を解説

弊社が把握している、草津市内で取引された土地3件の立地・条件を分析すると、5月は「草津駅」から徒歩25分圏内で面積が180㎡前後の土地が主に取引されました。
駅から多少離れた場所でも、草津市全体で生活に必要な施設は充実しているため車を所持するファミリー層の需要があります。

価格は1,200万円前後の土地に引き合いがあり、取引としては6ヵ月以内に売却が決まっています。

最寄り駅
草津（滋賀）駅	2件
草津(滋賀)駅周辺	1件

土地面積
150～200㎡	3件

駅徒歩
25分圏内	3件

売却価格
～2,000万円	3件

売却期間
～6ヵ月	3件

3-3.草津市で土地をお探しのお客様の事例

草津市南山田で土地をお探しのお客様の中から1つの事例をご紹介します。
実際のニーズから売却相場の動向を具体的にイメージしてください。

お探しの条件

予算	2,000万円以内
地域	草津市南山田
土地面積	200㎡程度
土地の状態	更地
駅徒歩	草津駅から徒歩で30分以内

お客様情報：現在4歳のお子様と夫婦2人の3人家族のお客様です。第二子を出産予定のため、これまで守山市の賃貸マンションに住んでいましたが、子育て支援が充実している草津市に戸建てを購入して住み替える事を考えています。

南山田は、草津駅から「南山田」のバス停まで16分で到着し、本数も多いため電車通勤者にもアクセスしやすいエリアです。
「草津市立山田小学校」や保育園、病院もあり安心して小さなお子様を育てる事ができます。

また車で15分～20分圏内には近隣を通る県道42号線沿いに「ドン・キホーテ草津店」をはじめスーパーや飲食店が充実しており、生活しやすい環境が整っています。

草津市は「中学校給食無償化事業」や「幼児教育・保育の無償化」など近隣都市と比較して子育て支援が充実しているため、20代～40代のファミリー層の転入者が増えており、引き続き子育て世帯による一戸建ての新築需要は堅調と考えられます。

参考：草津市役所「人口移動調査からみる各学区・地区の姿」
参考：草津市役所総合政策部 広報課「広報くさつ令和6年4月号」

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4.草津市　これからの売却相場・動向の予測

詳細解説

• 草津駅や南草津駅周辺は継続的に強い人気があり、駅近の土地に限らず駅から離れた土地まで幅広い需要が期待できます。
• 草津市は「子供医療費助成事業」をはじめとする様々な子育て支援に取り組んでいるため、ファミリー層の新築戸建て用途に向けた土地売却の機会が見込めます。
• 草津市では、人口・世帯数・転入数が増加傾向にあるうえ、琵琶湖エリアの大型複合施設（2026年開業予定）の建設により観光客の増加も期待される事から、幅広い用途での土地需要が高まると予想されます。
  
  参考：草津市役所総合政策部 広報課「広報くさつ令和6年4月号」
  参考：草津市土地開発公社 管理業務課「烏丸半島中央部複合型観光集客施設事業用地の土地利用にかかる資料提供について」
  参考：草津市役所都市計画部都市地域戦略課「草津 PA と連携した滋賀県南部エリア活性化基本構想」

※本記事は、不動産流通機構、市役所等から発行されてる公的な資料、弊社およびその取引先より聴取した内容をもとに、弊社社員の見解をレポートしたものです。現在および将来の動向について約束するものではありませんので、ご理解の程、宜しくお願いします。

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