【2024年4月】草津市　マンション売却相場・動向レポート

2-1.草津市で取引されたマンションのここ半年の売却（価格）相場推移の分析

ここ半年の売却（価格）相場・㎡単価の推移について月単位のグラフで整理しました。

草津市の中古マンション平均売却価格は2月に半年間の最安値を記録していました。
しかし3月は2月から約21.5%上昇し、半年間の平均売却価格程度まで水準が戻る結果となりました。

3月に平均売却価格が上昇したのは、

・築年数や専有面積は半年の平均程で、様々なタイプのマンションが幅広く取引された
・駅から近いなど「㎡単価が高い」マンションの取引があった
・新生活シーズンによって、マンションの需要が高かった

ことが主な要因だと考えられます。

3月のマンションの取引件数は、先月よりも6件増えており草津市の中古マンション需要は強い状態です。
草津市は安定して人口増加の傾向にあり、中古マンション需要は今後も十分に期待ができます。

ここ半年は、「専有面積が狭く・広い」「駅から遠い・近い」、また「価格が高いものから安いもの」まで様々なマンションの取引が行われていることから草津市の中古マンション市場は、売りやすく「売り時」と言えます。

2-2.草津市で取引されたマンションの3月の売却（価格）相場の分析

前月比で平均売却価格は約21.5％上昇しました。

3月と2月の売却価格、㎡単価、専有面積、築年数、取引件数は下記の通りです。

草津市における3月のマンション取引市場は、3,200万円程度で築年数19年前後、専有地面積が75㎡程度のマンションに人気が集まりました。

3月に取引されたマンションの特徴は2月と比較して、「㎡単価が高い」「専有面積が広い」「築年数がより浅い」マンションの取引が多くされました。
2月よりもよりも個別条件が比較的良いマンションを探している層が多かったことがわかります。

草津市は特にファミリー世帯からの人気が高く、安定して人口増加をしている需要が高い地域であるため、今後も中古マンション需要が見込めると判断しています。
2月のようにマンションの個別条件が多少悪かったとしても、適切な金額設定がされていれば売却しやすい状況であると言えるでしょう。

3-1.草津市で売りやすいマンションの立地・条件の推移の分析

草津市のデータから売れ筋のマンションの立地・条件のデータだけを集めて、ここ半年とその前の半年間の条件を比較し、ここ1年間の動向の推移を分析しました。

売りやすいマンションの立地・条件の中で、広さと最寄り駅は大きく変化がなかったものの、専有面積が狭く㎡単価の高い物件の取引が増えたと言えます。
ここ半年では、草津駅／南草津駅から徒歩10分圏内で75㎡程度のマンションが売れています。

参照：国土交通省 不動産情報ライブラリ
参照：レインズ

3-2.草津市で3月に取引されたマンションの立地・条件の動向を解説

弊社が把握している、草津市内で取引されたマンション17件の立地・条件を分析すると、特に「南草津駅」を最寄りとする75㎡程度の3LDKで、価格帯は3,200万円前後で駅徒歩は10分圏内に位置する物件が人気でした。

売却期間は特に6か月が多く、価格設定や売却のタイミングが合えば、半年以内に買い手が見つかることが多い地域であると分かります。

3-3.草津市でマンションをお探しのお客様の事例

草津市でマンションをお探しのお客様の事例を1つご紹介します。実際のニーズから売却相場の動向を具体的にイメージしてください。