【2024年7月】草津市　マンション売却相場・動向レポート

2024年7月更新版の、草津市のマンション売却相場の最新動向についてまとめたページです。

1.草津市　6月の売却相場・動向の概要

草津市における、6月度のマンション売却相場・動向データを解析して導き出した、主なトピックは以下です。

2.草津市　ここ半年の売却相場推移と6月の売却相場の分析

結論、現在は売り時です。

3月から緩やかな上昇傾向続いており、3,000万円程度で取引されていて、取引件数の変化もありません。

2-2.草津市で取引されたマンションの6月の売却（価格）相場の分析

6月に取引されたマンションの「売却価格」、「㎡単価」、「専有面積」、「築年数」といった主要な指標の平均値を5月と比較してみました。結果は以下の通りです。

6月は5月と比較して「築年数が古い物件」を中心に取引されているため、売却価格が約10％下落しています。
しかし売却価格は3,000万円以上を維持しているため、築20年を超える中古マンションも引き合いが強くなっていると言えます。

人口増加を続ける草津市ではファミリー向けの物件の人気が強く、築年数25年以内なら3,000万円以上での売却が見込める状況です。

3.草津市　「売りやすいマンションの立地・条件」推移の分析

ここ最近に草津市で取引されたマンションの「立地・条件」について分析して解説します。
草津市で「売りやすいマンションの立地・条件」のポイントは以下の3つです。

1. 引き続き、草津（滋賀）駅／南草津駅の注目度が高く、徒歩10分圏内の中古マンションが人気です。
2. 「3LDK以上」「築25年以内」「3,000万円台前半」の物件が比較的多めに取引されました。
3. 草津市西大路エリアで物件をお探しの方がいらっしゃいます！

3-1.草津市で売りやすいマンションの立地・条件の推移の分析

ここ半年間で、草津市の中古マンションにおける売れやすい立地や条件に大きな変化は見られません。
このことから草津駅／南草津駅から徒歩10分圏内で75㎡程度の物件に継続して人気が集まっていることが分かります。

【草津市で売りやすいマンションの立地・条件の比較】

立地・ 条件	ここ半年	その前の 半年間	差
駅徒歩 (平均)	8.0分	7.2分	0.8分
専有面積(平均)	74.35㎡	75.6㎡	-1.25㎡（-1.7%）
㎡単価(平均)	41.79万円	45.77万円	-3.98万円（-8.7%）
築年数	19.20年	15.7年	+3.5年（22.3%）
最寄駅	草津(滋賀)／南草津	草津(滋賀)／南草津	－

参照：国土交通省 不動産情報ライブラリ
参照：レインズ

3-2.草津市で6月に取引されたマンションの立地・条件の動向を解説

弊社が把握している、草津市内で取引されたマンション9件の立地・条件を分析すると、75㎡程度の3LDKで3,000万円前後、駅徒歩10分圏内に位置する物件が人気でした。
6か月以内に売却されている物件が多く、草津（滋賀）駅と南草津駅周辺に強い引き合いが続いています。

最寄り駅
草津(滋賀)駅周辺	5件
南草津駅周辺	4件

間取り
2LDK	1件
3LDK	5件
4LDK	3件

駅徒歩
10分圏内	5件
15分圏内	4件

専有面積
～70㎡	2件
～80㎡	5件
80㎡以上	2件

売却価格
～3,000万円	5件
～3,500万円	3件
3,500万円以上	1件

売却期間
～3ヵ月	4件
～6ヵ月	5件

3-3.草津市でマンションをお探しのお客様の事例

草津市野路でマンションをお探しのお客様の中から1つの事例をご紹介します。
実際のニーズから売却相場の動向を具体的にイメージしてください。

お探しの条件

予算	3,500万円程度
築年	25年以内
地域	草津市野路
間取り	3LDK
駅徒歩	JR南草津駅から徒歩15分以内

お客様情報：お客様は近々結婚を予定している京都出身の30代のカップルです。子育ての事も考え2人の勤務地である大阪に無理なく電車通勤ができる範囲内でありながら、ゆとりのある環境で暮らしたいとお考えです。

野路は南草津駅に東口から国道1号線の間に位置するエリアです。南草津駅は、JR琵琶湖線の新快速で大阪駅まで乗り換えなしで約50分とアクセス良好です。
駅前にはスーパーの「西友」をはじめ周辺に生活の利便性を支える施設や店舗が立ち並び、駅直結の複合商業施設「フェリエ南草津」には図書館もあります。立命館大学のキャンパスが近く若い世代が好むおしゃれな店もあり、とても活気のあるエリアです。

加えて「ののみちこども園」「草津市立矢倉小学校」「草津市立玉川中学校」が近くお子様の通園・通学にも便利です。

子育て支援策が功を奏して人口増加が続く草津市では、ファミリー層のニーズに合う間取りや立地環境であれば、今後も草津市内外からの広範囲で需要があると見込んでいます。

参考：草津市役所　都市計画部　「南草津エリアまちづくり推進ビジョン」

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4.草津市　これからの売却相場・動向の予測

詳細解説

• 草津市では、70～75㎡で築15～25年、駅徒歩10分圏内の物件ニーズが多く、近隣都市に比べて比較的子育て支援策の充実しているためファミリー層の需要は今後も見込めるでしょう。
• ここ半年間の動向を見ると「専有面積が広い・狭い物件」「築年数が古い・浅い物件」「高い・安い物件」まで様々なタイプを買い求める人が多く、売りやすい状況が続くと予想されます。
• 草津市は、高齢者人口も年々増加していることから、今後もマンションへの住み替え需要は続くと考えられます。
  特に人気の高い草津駅や南草津駅周辺は、適切な価格設定をすることで引き続き売却の可能性が期待できます。

参考：草津市役所都市計画部建築政策課「草津市の住宅・住環境を 取り巻く現状と課題」

※本記事は、不動産流通機構、市役所等から発行されてる公的な資料、弊社およびその取引先より聴取した内容をもとに、弊社社員の見解をレポートしたものです。現在および将来の動向について約束するものではありませんので、ご理解の程、宜しくお願いします。

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