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【2023年9月】草津市 一戸建て(空き家)売却相場・動向レポート

2023年9月更新版の、草津市の一戸建て(空き家)売却相場の最新動向についてまとめたページです。

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1.草津市 8月の売却相場・動向の概要

草津市における、8月度の一戸建て(空き家)売却相場・動向データを解析して導き出した、主なトピックは以下です。

項目 2023年8月 概要
売り時か? 売却のタイミングを見極める必要がある
売却相場
(仲介)
3,293万円
売却相場
(買取)
2,305万円
価格動向 約72.1%上昇
取引件数 3件
売れやすい特徴 駅徒歩20分圏内で100~120㎡

2.草津市 ここ半年の売却相場推移と8月の売却相場の分析

草津市の一戸建て(空き家)売却(価格)相場・動向のここ半年の全体感の推移分析と8月の売却(価格)相場の分析をしてみました。

結論、8月の売却価格はここ1年で一番の最高値でしたが、4月~7月の相場動向を考えると売却市場の先行きを見通すことは難しく、下落相場がまだ続いている可能性がある事を踏まえると「売却のタイミングを見極める必要がある」と言えます。

2-1.草津市で取引された一戸建て(空き家)のここ半年の売却(価格)相場推移の分析

【表 ここ半年の一戸建ての売却(価格)相場推移(単位:万円/月)】
価格相場

今これくらいで売れています(8月実績)
  • 仲介3,293万円で売れました
  • 買取2,305万円で売れました

ここ半年の売却(価格)相場の推移について月単位のグラフで整理しました。

8月は半年の間で価格が約4.5%上昇、先月比で約72.1%上昇しています。
8月は売却価格が急上昇しており、前年比も上回っている状況です。

詳しく述べると、草津市の一戸建ては、ここ半年間平均で土地面積は約149.02 ㎡、建物面積は約105.17 ㎡の一戸建てを中心に取引されています。

3月は建物面積が平均よりも広い物件や築浅の物件が取引されたため、平均売却価格が押し上がりグラフが上に振れています。

そして4月~7月の価格相場の下落が続いているのは「建物面積が小さく、築年数が古い物件」が多く取引されたからです。
つまり4月~7月は「古くて小さい物件」に市場の需要が旺盛でした。

対して8月は7月と取引件数は同じですが、「土地面積・建物面積が大きく、築年数が浅い」物件が売買されたことからグラフが上向いています。

「取引件数が増える」等、不動産取引が活発になっていると言い切れる材料はないので、全体として相場が上向いてきたのか、たまたま今月だけ取引価格が上昇したのかは、今後見極める必要があります。

2-2.草津市で取引された一戸建て(空き家)の8月の売却(価格)相場の分析

先月比で売却価格は約72.1%上昇しています。

8月と7月の売却価格、土地面積、建物面積、築年数は下記の通りです。

【草津市で8月と7月に売れた一戸建て(空き家)の各種要件の比較
比較軸 8月 7月
売却価格 3,293万円 1,913万円
土地面積 191.24㎡ 135.56㎡
建物面積 112.14㎡ 98.68㎡
築年数 11.11年 30.03年

8月と7月の結果を比較すると、土地面積と築年数に大きな差がついています。

8月は7月に比べ「土地面積・建物面積が広く、築年数が浅い物件」が取引されました。
これらの理由から売却価格が上昇しており、この売却価格の振れ幅は、今年で一番の上昇率です。

8月は7月と比べて
・土地面積の㎡が41.1%上昇
・建物面積の㎡が13.6%上昇
・築年数が約20年ほど浅い

と上記の三点から売却価格の上昇が起きたと言えます。

8月までの相場の動きを解析すると8月の売却価格はここ1年で一番の最高値でしたが、4月~7月の相場動向を考えると売却市場の先行きを見通すことは難しく、下落相場がまだ続いている可能性があると言えます。

したがって、「売却のタイミングを見極める」必要があります。

3.草津市 売りやすい一戸建て(空き家)の立地・条件の推移分析と8月の動向を解説

ここでは、草津市で取引された一戸建て(空き家)の立地・条件について分析し、ここ1年間の動向の推移と8月の動向について解説します。

草津市で売りやすい一戸建ての立地・条件のポイントは以下の3つです。

  1. 売りやすい立地・条件は、やや駅から遠く広い物件の取引が多くなったものの大きな変化はなく、草津(滋賀)/南草津駅から徒歩20分圏内で建物面積が105㎡程度の一戸建てが売れています。
  2. 8月は「南草津駅周辺/4LDK/3,500万円以下」の物件が比較的多めに取引されました。
  3. 草津市東矢倉地域の物件をお探しの方がいらっしゃいます!

3-1.草津市で売りやすい一戸建て(空き家)の立地・条件の推移の分析

草津市のデータから売れ筋の一戸建て(空き家)の立地・条件のデータだけを集めて、ここ半年とその前の半年間の条件を比較し、ここ1年間の動向の推移を分析しました。

若干変動があるものの、売りやすい一戸建ての立地・条件に特に大きな変化はないと言えます。
ここ半年では、草津(滋賀)/南草津駅徒歩20分圏内で105㎡程度の一戸建てが売れています。

【草津市で売りやすい一戸建ての立地・条件の比較】
立地・
条件
ここ半年 その前の
半年間
駅徒歩
(平均)
19.4分 17.53分 1.87分
広さ
(平均)
105.18㎡ 112.76㎡ -7.58㎡(-6.7%)
最寄駅 草津(滋賀)/南草津 草津(滋賀)/南草津

3-2.草津市で8月に取引された一戸建て(空き家)の立地・条件の動向を解説

弊社が把握している、草津市内で取引された一戸建て3件の立地・条件を分析すると、特に「南草津駅」を最寄りとする100~120㎡の4LDKで、3,300万円以下の駅徒歩20分圏内に位置する物件が人気でした。

売却期間も6ヵ月以内に売却が決まることがほとんどで、取引が比較的活発に行われていることがわかります。

最寄り駅
南草津駅周辺 2件
草津(滋賀)駅周辺 1件
間取り
3LDK 1件
4LDK 2件
駅徒歩
15分圏内 1件
20分圏内 2件
建物面積
100㎡以上 3件
売却価格
~3,000万円 1件
~4000万円 2件
売却期間
~3ヵ月 1件
~6ヵ月 2件

3-3.草津市で一戸建て(空き家)をお探しのお客様の事例

草津市で一戸建てをお探しのお客様の事例を1つご紹介します。実際のニーズから売却相場の動向を具体的にイメージしてください。

4.草津市 これからの売却相場・動向の予測

ずばり!

基本的に
・8月の売却価格はここ1年で一番の最高値でしたが、4月~7月の相場動向を考えると売却市場の先行きを見通すことは難しいと言えます。
・駅徒歩20分圏内、かつ110㎡以下の比較的価格の安い物件は継続的に人気を維持していきそうです。
・4LDKの戸建ての引き合いが、他の間取りと比べて強まると考えられます。

詳細解説

※本記事は、不動産流通機構、市役所等から発行されてる公的な資料、弊社およびその取引先より聴取した内容をもとに、弊社社員の見解をレポートしたものです。現在および将来の動向について約束するものではありませんので、ご理解の程、宜しくお願いします。

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