【2023年12月】草津市　土地売却相場・動向レポート

2-1.草津市で取引された土地のここ半年の売却（価格）相場推移の分析

ここ半年の売却（価格）相場の推移について月単位のグラフで整理しました。

11月の売却価格は前月比で約18.7%下降しました。
ここ半年の値動きとしては1,200万円～1,710万円の間を推移しています。
7月から8月にかけて売却価格は一時的に下落傾向にありましたが、9月から10月にかけて、徐々に上昇傾向をたどり11月にまた落ち着きをみせました。

11月に下降した要因は「駅の距離や場所などの様々な立地条件の取引が行われた」ことで、㎡単価が下がり売却価格に繋がったことが挙げられます。
ここ半年の傾向で、土地面積や駅からの距離に応じた㎡単価による値動きなので、土地売却相場自体を懸念する必要はありません。

以下で月ごとの動きを確認します。

6月は「駅に近く、㎡単価が高い土地」が多く取引され売却価格が上昇しました。
一方で、5月と7月は売却価格相場が大きく下落しましたが「駅から遠く、㎡単価が低い土地」が多く売買されたことが要因です。

また、8月は「土地面積が狭い土地」が多く売買されたことで下落しました。

9月と10月は、「㎡単価が平均を上回る広い土地」に需要が集まり、取引価格を大きく上昇させました。
11月は「土地面積が広い」けれど「駅から距離があること」で㎡単価が下がり売却価格は下降に繋がりました。

まとめると「草津市の土地は人気があるため、駅から距離がある土地や面積が狭い土地だとしても一定の需要がある」と判断できます。

2-2.草津市で取引された土地の11月の売却（価格）相場の分析

前月で平均売却価格は約18.7%下降しました。

11月と10月の取引価格、㎡単価、土地面積は下記の通りです。

11月と10月を比較すると、㎡単価と土地面積に違いが見られます。

11月は10月よりも土地面積が広くなりましたが、㎡単価は下落しました。
売却価格が下落した要因としては、11月に「駅の距離や場所などの様々な立地条件の取引があった」ことで、㎡単価が下がったことが挙げられます。

短期的な観点から見ると、駅から徒歩30分など多少不便な土地であっても土地需要は高く、現状は幅広いタイプの土地に対して一定の需要があるため、価格を下げることなくしっかりと売却することが可能で「売り時」と言えます。

実際に、駅から徒歩20分圏内から30分圏内に至るまで、多様な種類の土地が市場で取引されており安定した人口増加の傾向からも、土地需要の高さは引き続きあると考えています。

3-1.草津市で売りやすい土地の立地・条件の推移の分析

草津市のデータから売れ筋の土地の立地・条件のデータだけを集めて、ここ半年とその前の半年間の条件を比較し、ここ1年間の動向の推移を分析しました。

若干変動があるものの、二世帯住宅などにも活用可能な150㎡以上の比較的広い土地が活発に取引されているという傾向に変化はなく、売りやすい土地の立地・条件に特に大きな変化はないと言えます。
ここ半年では、草津(滋賀)／南草津駅から徒歩25分圏内で185㎡前後の土地が売れています。

参照：国土交通省 土地総合情報システム
参照：レインズ

3-2.草津市で1１月に取引された土地の立地・条件の動向を解説

弊社が把握している、草津市内で取引された土地2件の立地・条件を分析すると、南草津駅」を最寄りとする240㎡以下で2,000万円以下、駅徒歩25分圏内の物件が人気でした。

「草津駅」や「南草津駅」から近い土地は利便性の良さからも土地の価格が住宅地・商業地ともに値上がりの傾向を見せており、予算との兼ね合いなどの理由から駅の距離や場所など、様々な立地条件で取引があり幅広い価格帯の土地取引が増加していると考えられます。

売却期間も6ヵ月以内に売却が決まっているケースが多く、取引が比較的活発に行われていることがわかります。

3-3.草津市で土地をお探しのお客様の事例

草津市で土地をお探しのお客様の事例を1つご紹介します。実際のニーズから売却相場の動向を具体的にイメージしてください。