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【2023年12月】草津市 一戸建て(空き家)売却相場・動向レポート

2023年12月更新版の、草津市の一戸建て(空き家)売却相場の最新動向についてまとめたページです。

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1.草津市 11月の売却相場・動向の概要

草津市における、11月度の一戸建て(空き家)売却相場・動向データを解析して導き出した、主なトピックは以下です。

項目 2023年11月 概要
売り時か? 売り時です
売却相場
(仲介)
2,382万円
売却相場
(買取)
1,667万円
価格動向 約17.6%下降
取引件数 5件(前月比-4件)
売れやすい特徴 駅徒歩20分圏内で建物面積が100~120㎡

2.草津市 ここ半年の売却相場推移と11月の売却相場の分析

草津市の一戸建て(空き家)売却(価格)相場・動向のここ半年の全体感の推移分析と11月の売却(価格)相場の分析をしてみました。

結論、人口が安定して増加していることや一戸建て住宅に対する需要が高まっていることから、売り時と判断できます。

取引価格は10月に比べやや下降傾向にあります。しかしこの下落は築年数が古いという物件状態が関係しており、草津市における戸建ての不動産相場が下落したわけではありません。

2-1.草津市で取引された一戸建て(空き家)のここ半年の売却(価格)相場推移の分析

【表 ここ半年の一戸建ての売却(価格)相場推移(単位:万円/月)】
価格相場

今これくらいで売れています(11月実績)
  • 仲介2,382万円で売れました
  • 買取1,667万円で売れました

ここ半年の売却(価格)相場の推移について月単位のグラフで整理しました。

11月の中古一戸建ての取引価格は10月に比べて約17.6%下降し、ここ半年間の平均的な水準を下回る結果となりました。

6月・7月と安く取引されていた中古一戸建ての取引価格は底を打って反転し、8月・9月と高値で取引されていたものの、10月は半年間の平均的な水準まで取引価格が落ち着き、11月は平均水準を下回る売却価格となりました。

下降した要因として11月は「築年数が古い物件」が多く取引されたことが挙げられます。

ここ半年間の草津市の一戸建ては、築年数平均が23.1年の物件を中心に取引されていましたが、11月は28.1年と古くなっています。

ここ半年の値動きについて詳しく確認すると

6月~7月の価格相場の下落が続いているのは「建物面積が小さく、築年数が古い物件」が多く取引されたからです。
8月~9月は「できるだけ築浅で、土地面積・建物面積が広い物件」が売買されており、このことが取引価格を上昇させている要因の一つです。
10月は「土地面積・建物面積が狭い物件」や「築年数が古い物件」が多く取引されたため、好調だった8月・9月と比べ取引価格が下降しました。

11月に関しては「土地面積・建物面積は広い物件」でしたが「築年数が目立って古い物件」が多く取引されたため、取引価格がここ半年の平均を下回りました。
つまり草津市における戸建ての不動産相場が落ちたのではなく、築年数がここ半年で2番目に古かったことが売却価格に影響を及ぼしました。

2-2.草津市で取引された一戸建て(空き家)の11月の売却(価格)相場の分析

先月比で売却価格は約17.6%下降しています。

11月と10月の売却価格、土地面積、建物面積、築年数は下記の通りです。

【草津市で11月と10月に売れた一戸建て(空き家)の各種要件の比較
比較軸 11月 10月
売却価格 2,382万円 2,892万円
土地面積 173.72㎡ 154.43㎡
建物面積 111.92㎡ 107.90㎡
築年数 28.1年 18.1年
取引件数 5件 9件

11月は10月に比べて「土地面積・建物面積が広い物件」や「築年数が古い物件」に需要が集まりました。

草津市の一戸建て取引市場において、11月は面積は広くなりましたが「築年数が10年古い物件」の取引が増えた結果、10月よりも売却価格が下降しました。

草津市は安定した人口増加の傾向や東洋経済新報社が実施した「住みよさランキング」で近畿1位を記録するような根強い人気があります。
売却価格が下降した原因が「築年数が古い」であったことと、草津市の人気を踏まえると戸建ての需要は今後も一定数あると判断しており、売り時と判断できます。

3.草津市 売りやすい一戸建て(空き家)の立地・条件の推移分析と11月の動向を解説

ここでは、草津市で取引された一戸建て(空き家)の立地・条件について分析し、ここ1年間の動向の推移と11月の動向について解説します。

草津市で売りやすい一戸建ての立地・条件のポイントは以下の3つです。

  1. 売りやすい立地・条件は、やや駅から遠く広い物件の取引が多くなったものの大きな変化はなく、草津(滋賀)/南草津駅から徒歩20分圏内で、建物面積が110㎡前後の一戸建てが売れています。
  2. 11月は「南草津駅周辺/4LDK/3,000万円以下」の物件が比較的多めに取引されました。
  3. 草津市桜ケ丘地域の物件をお探しの方がいらっしゃいます!

3-1.草津市で売りやすい一戸建て(空き家)の立地・条件の推移の分析

草津市のデータから売れ筋の一戸建て(空き家)の立地・条件のデータだけを集めて、ここ半年とその前の半年間の条件を比較し、ここ1年間の動向の推移を分析しました。

若干変動があるものの、売りやすい一戸建ての立地・条件に特に大きな変化はないと言えます。
ここ半年では、草津(滋賀)/南草津駅徒歩20分圏内で110㎡以内の一戸建てが売れています。

【草津市で売りやすい一戸建ての立地・条件の比較】
立地・
条件
ここ半年 その前の
半年間
駅徒歩
(平均)
19.8分 18.34分 1.46分
土地面積
(平均)
157.62㎡ 153.82㎡ 3.80㎡(2.5%)
建物面積
(平均)
106.06㎡ 109.71㎡ -3.65㎡(-3.3%)
最寄駅 草津(滋賀)/南草津 草津(滋賀)/南草津

3-2.草津市で11月に取引された一戸建て(空き家)の立地・条件の動向を解説

弊社が把握している、草津市内で取引された一戸建て5件の立地・条件を分析すると、特に「南草津駅」を最寄りとする100~120㎡の4LDKで、2,500万円以下の駅から徒歩20分圏内に位置する物件が人気でした。

売却期間も6ヵ月以内に売却が決まることがほとんどで、取引が比較的活発に行われていることがわかります。

最寄り駅
南草津駅周辺 3件
草津(滋賀)駅周辺 2件
間取り
3LDK 1件
4LDK 4件
駅徒歩
15分圏内 2件
20分圏内 2件
20分圏外 1件
建物面積
80㎡~100㎡ 1件
100㎡~200㎡ 4件
売却価格
~3,000万円 4件
~4,000万円 1件
売却期間
~3ヵ月 4件
~6ヵ月 1件

3-3.草津市で一戸建て(空き家)をお探しのお客様の事例

草津市で一戸建てをお探しのお客様の事例を1つご紹介します。実際のニーズから売却相場の動向を具体的にイメージしてください。

4.草津市 これからの売却相場・動向の予測

ずばり!

基本的に
・11月の売却価格は10月から下降したものの、築年数が古かったことが要因であるため引き続き「売り時」であるといえます。
・駅から徒歩20分圏内、かつ建物面積が110㎡以下の物件は継続的に人気をあり、多少価格が高くても売却できる可能性が高いです。
・4LDKの戸建てへの需要は、他の間取りよりも高い傾向にあります。

詳細解説

※本記事は、不動産流通機構、市役所等から発行されてる公的な資料、弊社およびその取引先より聴取した内容をもとに、弊社社員の見解をレポートしたものです。現在および将来の動向について約束するものではありませんので、ご理解の程、宜しくお願いします。

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