【2024年1月】草津市　土地売却相場・動向レポート

2-1.草津市で取引された土地のここ半年の売却（価格）相場推移の分析

ここ半年の売却（価格）相場の推移について月単位のグラフで整理しました。

12月の売却価格は前月比で約12.4%上昇しました。
12月に上昇した要因は「駅までの距離や場所など、より人気のある地域周辺が中心に取引された」ことで、㎡単価が上がり平均売却価格も上昇しています。

ここ半年の値動きとしては1,200万円～1,710万円の間を推移しています。
7～8月の平均売却価格は一時的に下落傾向にありましたが、9月から10月にかけて、徐々に上昇傾向をたどり11月にまた落ち着きをみせた後12月に再び上昇しました。

以下で月ごとの動きを確認します。

7月は売却価格相場が大きく下落しましたが「駅から遠く、㎡単価が低い土地」が多く売買されたことが要因です。
8月は「土地面積が狭い土地」が多く売買されたことで下落しました。

9月と10月は、「㎡単価が平均を上回る広い土地」に需要が集まり、取引価格を大きく上昇させました。
11月は「土地面積が広い」けれど「駅から距離があること」で㎡単価が下がり売却価格は下落しました。

12月は「土地面積は狭い」けれど「駅近や人気のある駅周辺」で取引が行われたことで㎡単価が上がり、売却価格の上昇に繋がっています。

結論、ここ半年間で「土地面積の広さ」や「売れた立地」の違いで月ごとに値動きは見られたものの、「草津市自体が人気のため、どのような条件でも一定の需要があった」といえます。
世帯数や人口の安定した増加傾向から考えても、この傾向は引き続き安定することが期待できるため草津市の土地は「売り時」と判断できます。

2-2.草津市で取引された土地の12月の売却（価格）相場の分析

前月から平均売却価格は約12.4%上昇しました。

12月と11月の取引価格、㎡単価、土地面積は下記の通りです。

12月と11月を比較すると、㎡単価と土地面積に違いが見られます。

12月は11月よりも土地面積が狭くなりましたが、㎡単価は上昇し平均取引価格も上昇しました。
11～12月は平均売却価格が1,500万円以下で㎡単価が6～9万円、面積は170～250㎡以下で取引が行われています。

取引された土地面積は狭くなった一方で、12月は「駅近であったり、人気のある場所」で取引がされたことで、㎡単価が上がり平均取引価格上昇しています。

7月～12月の取引件数は2～3件であり、平均売却価格や㎡価格、面積は個別条件次第で大きく変わるため月ごとに値動きはみられます。
しかし取引自体は毎月必ず行われており需要は一定数あるため、立地やニーズに合わせた価格設定をすることができれば売却もしやすくなります。

3-1.草津市で売りやすい土地の立地・条件の推移の分析

草津市のデータから売れ筋の土地の立地・条件のデータだけを集めて、ここ半年とその前の半年間の条件を比較し、ここ1年間の動向の推移を分析しました。

若干変動があるものの、二世帯住宅などにも活用可能な150㎡以上の比較的広い土地が活発に取引されている傾向には変化がありませんでした。
ただ駅徒歩はこの半年で20分以内から、25分以内と少し駅から遠い立地でも取引が行われました。
ここ半年では、草津(滋賀)／南草津駅から徒歩25分圏内で185㎡前後の土地が売れています。

参照：国土交通省 土地総合情報システム
参照：レインズ

3-2.草津市で12月に取引された土地の立地・条件の動向を解説

弊社が把握している、草津市内で取引された土地3件の立地・条件を分析すると、南草津駅」を最寄りとする240㎡以下で2,000万円以下、駅徒歩25分圏内の物件が人気でした。

「草津駅」や「南草津駅」から近い土地は利便性の良さからも土地の価格が住宅地・商業地ともに値上がりの傾向を見せており、予算との兼ね合いなどの理由から駅の距離や場所など、様々な立地条件で取引があり幅広い価格帯の土地取引が増加していると考えられます。

売却期間も6ヵ月以内に売却が決まっているケースが多く、取引が比較的活発に行われていることがわかります。

3-3.草津市で土地をお探しのお客様の事例

草津市で土地をお探しのお客様の事例を1つご紹介します。実際のニーズから売却相場の動向を具体的にイメージしてください。