【最新版　毎月更新】草津市　マンション売却相場・動向レポート

2024年8月更新版の、草津市のマンション売却相場の最新動向についてまとめたページです。

1.草津市　7月の売却相場・動向の概要

草津市における、7月度のマンション売却相場・動向データを解析して導き出した、主なトピックは以下です。

2.草津市　ここ半年の売却相場推移と7月の売却相場の分析

結論、現在は売り時です。

3月から緩やかな上昇傾向が続いており、ここ半年の平均売却価格は3,000万円程度で安定しています。

2-2.草津市で取引されたマンションの7月の売却（価格）相場の分析

7月に取引されたマンションの「売却価格」、「㎡単価」、「専有面積」、「築年数」といった主要な指標の平均値を6月と比較してみました。結果は以下の通りです。

7月は6月と比較して「築年数が浅い物件」を中心に取引されているため、売却価格が約17.6％上昇しています。
築20年以内で駅徒歩10分圏内であれば、3,000万円前後が売却の相場となります。

草津市では子育て世代に加えて老年人口も増加しており、夫婦＋子供1人の3人家族や、マンションへの住み替えを検討している高齢者もターゲットとなるため、戸建てに比べ専有面積が狭い中古マンションでも立地の良さを重視する層には引き続き人気です。

3.草津市　「売りやすいマンションの立地・条件」推移の分析

ここ最近に草津市で取引されたマンションの「立地・条件」について分析して解説します。
草津市で「売りやすいマンションの立地・条件」のポイントは以下の3つです。

1. 引き続き、草津（滋賀）駅／南草津駅の注目度が高く、徒歩10分圏内の中古マンションが人気です。
2. 「3LDK以上」「築25年以内」「3,000万円前後」の物件が比較的多めに取引されました。
3. 草津市南草津エリアで物件をお探しの方がいらっしゃいます！

3-1.草津市で売りやすいマンションの立地・条件の推移の分析

ここ半年間で、草津市の中古マンションにおける売れやすい立地や条件に大きな変化は見られません。
このことから草津駅／南草津駅から徒歩10分圏内で75㎡程度の物件に継続して人気が集まっていることが分かります。

【草津市で売りやすいマンションの立地・条件の比較】

立地・ 条件	ここ半年	その前の 半年間	差
駅徒歩 (平均)	8.0分	7.2分	0.8分
専有面積(平均)	74.52㎡	75.06㎡	-0.54㎡（-0.7%）
㎡単価(平均)	42.28万円	45.91万円	-3.63万円（-7.9%）
築年数	18,73年	15.40年	＋3.33年（21.6%）
最寄駅	草津(滋賀)／南草津	草津(滋賀)／南草津	－

参照：国土交通省 不動産情報ライブラリ
参照：レインズ

3-2.草津市で7月に取引されたマンションの立地・条件の動向を解説

弊社が把握している、草津市内で取引されたマンション10件の立地・条件を分析すると、75㎡程度の3LDKで3,000万円前後、駅徒歩10分圏内に位置する物件が人気でした。
6か月以内に売却されている物件が多く、草津（滋賀）駅と南草津駅周辺に強い引き合いが続いています。

最寄り駅
草津(滋賀)駅周辺	5件
南草津駅周辺	5件

間取り
2LDK	1件
3LDK	6件
4LDK	3件

駅徒歩
10分圏内	6件
15分圏内	4件

専有面積
～70㎡	1件
～80㎡	7件
80㎡以上	2件

売却価格
～3,000万円	3件
～3,500万円	5件
3,500万円以上	2件

売却期間
～3ヵ月	5件
～6ヵ月	5件

3-3.草津市でマンションをお探しのお客様の事例

草津市南草津2丁目付近でマンションをお探しのお客様の中から1つの事例をご紹介します。
実際のニーズから売却相場の動向を具体的にイメージしてください。

お探しの条件

予算	3,500万円程度
築年	20年以内
地域	草津市南草津2丁目
間取り	3LDK
駅徒歩	JR南草津駅から徒歩5分以内

お客様情報：お客様は京都の賃貸マンションに住んでいる30代のご夫婦2人です。現在のマンションの老朽化を機にマンションの購入を考えていて、京都市内に比べ価格のお手頃な南草津の物件を探しています。

南草津2丁目は南草津駅の西口から徒歩5分圏内に位置するエリアです。南草津駅から京都市内まではＪＲ琵琶湖線新快速で20分と通勤やお出かけにとても便利です。

駅周辺にはスーパー「西友」やドラッグストア「ユタカ」、コンビニが徒歩10分圏内に揃っているため、車がなくても十分に快適な日常生活が送れます。

南草津は大規模な新興住宅街「南草津プリムタウン」をはじめ再開発が現在進行形で進んでおり、宅地の他にも便利な商業施設や公園などが増え、更に住みやすい街に発展していくでしょう。
2030年までは人口増加が続くと予想されるなか、今後も滋賀県外を含む広範囲からの住宅需要が見込まれています。

参考：草津市役所　都市計画部　「南草津エリアまちづくり推進ビジョン」

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4.草津市　これからの売却相場・動向の予測

詳細解説

• 草津市では、70～75㎡で築15～25年、駅徒歩10分圏内の物件ニーズが多く、近隣都市に比べて比較的子育て支援策の充実しているためファミリー層の需要は今後も見込めるでしょう。
• ここ半年間の動向を見ると「専有面積が広い・狭い物件」「築年数が古い・浅い物件」「高い・安い物件」まで様々なタイプを買い求める人が多く、売りやすい状況が続くと予想されます。
• 草津市は、高齢者人口も年々増加していることから、今後もマンションへの住み替え需要は続くと考えられます。
  特に人気の高い草津駅や南草津駅周辺は、適切な価格設定をすることで引き続き売却の可能性が期待できます。

参考：草津市役所都市計画部建築政策課「草津市の住宅・住環境を 取り巻く現状と課題」

※本記事は、不動産流通機構、市役所等から発行されてる公的な資料、弊社およびその取引先より聴取した内容をもとに、弊社社員の見解をレポートしたものです。現在および将来の動向について約束するものではありませんので、ご理解の程、宜しくお願いします。

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